メンテ君紀行 ~タムさん(沖縄編)~
2017.01.27
メンテ君紀行
タムさん(沖縄)を訪問し、看板の点検メンテナンス状況についてお聞きしました!
迎えて下さったのは、伊藝社長(右)と社員さん
タムさんでは、看板の点検器具を多く備えられており
実際の看板の点検業務も見させていただきました!
アンカーボルト引張り試験(あと施工アンカーの強度を確認)
リバウンドハンマー(コンクリートの強度を測定)
検電テスター(電気が正しく流れているか確認)
内視鏡カメラ(看板の内部をチェック)
目視だけでは、分からない劣化状況もありますので
タムさんのように、点検設備の整った会社さんで看板の点検を受けると安心ですね!
伊藝社長からは
「台風が多い地域なので、台風が来るたびに看板のメンテナンスは必然的に行う状況にあります。
しかしそういった外的要因がないと、メンテナンス依頼は殆ど無いので日頃からクライアント様にも
関心を持ってもらうようにメンテナンスチラシを作成し、自社所有のビジョンで告知する事を
4年前から行っています。しかし札幌の事故が起きる迄は殆ど反応がなく、
時が経てば事故の事も風化され関心が薄れる事に危機感を持っています。
何か起きてからでは遅いのでメンテナンスの重要性を事あるごとに伝える努力を重ねるしかないと
思っています。それには行政の協力も必要だと感じています。所有する看板が元で事故が起きれば
少なからずともクライアントの業務にも影響する事を認識して頂かなければなりません。
また、目視では限界があるので、アンカーであれば引っ張り試験、鋼材であれば腐食具合、
超音波厚さ計等を使用して測定するなど具体的な根拠のある点検方法が今後必要になってくると思っています。」
と貴重なお話を聞かせていただきました。
車にメンテ君のステッカーを貼っていただいていました!
ありがとうございました!